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『チャコリ』はスペインのバスク地方で造られる、アルコール度数が9度~12度と低めの、超微発泡ワインです。白ワインが主流で、柑橘系のさわやかな香りとフレッシュな酸味、余韻にほんのりとした苦味があるのが特徴です。

 

チャコリは『エスカンシア』という、ワインを高いところからグラスに流し落すような注ぎ方が用いられます。泡を立てるために、高い位置からグラスに注ぎ入れると、泡が弾けるとともに、香りが立ち、酸味も和らぐことで、口当たりがまろやかになるのです。


歴史

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バスク地方では中世からワインが生産されていました。しかし交通路が整備されて他の地域からワインが入手されやすくなると、バスク地方ではブドウ畑から牧草地への転換が進み、チャコリの産出高は減少。その結果、19世紀半ばにかけてチャコリは消滅の危機に瀕してしまいました。
しかし、1989年以降にスペイン・バスクのチャコリの3つの生産地がスペイン国内のワイン法でDO(原産地呼称)認定を受け、社会的地位を獲得。品質の向上と同時に生産地も広がっていきました。


ブドウ品種、産地による違いとそのバリエーション

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ブドウ品種はバスク原産の2品種のみです。白ブドウはオンダリビ・スリ。柑橘系の熟した果実やハーブ、花の香りがあり、爽やかな酸味と軽やかな味わいが特徴です。黒ブドウ品種はオンダリビ・ベルツァと言い、ベルベットのように繊細なブドウで、優しいアロマが特徴的。オンダリビ・スリとブレンドすることで、チャコリにバランスの良い味わいを与えます。
 

また、チャコリは以下のバスク地方の3ヶ所で造られています。
ゲタリア産チャコリ
 バスク地方のギプスコア県にある生産地。3ヶ所のDOの中で最も大きい規模で、栽培されている品種の98%がオンダリビ・スリ。爽やかで軽やかなチャコリが生産されています。
ビスカヤ産チャコリ
 バスク地方の北西部ビスカヤ県にある生産地。栽培されている90%がオンダリビ・スリ。酸味とミネラルが豊かで、深みのある味わいのチャコリが造られています。
アラバ産チャコリ
 バスク地方のアラバ県にある生産地。長く熟成させたワインが多く、発泡が少なくてコクがある味わいが特徴。チャコリ特有のしっかりした酸味とミネラルが感じられるワインが造られています。

『チャコリ・アメストイ』の特徴

 

当店で主軸としてご用意しているチャコリ、『アメストイ』は青りんごや新鮮なぶどうを思わせる豊かな果実香に、ミントやフローラルのニュアンスが加わっており、第一印象はドライで、微かな泡が爽やかで上品な口当たりです。フィニッシュは広がりがあり、アロマティックな余韻が残るのが特徴です。種類が沢山ある中でも、まさにチャコリらしいチャコリと言えます!爽やかですっきりとした酸をお楽しみください!